左利きは専用道具の夢を見るか その3

| カテゴリ: | | コメント(0) | トラックバック(0)
そんなわけで第三回目は左利きならたぶん一度は経験のある矯正のお話です
最近ではかなり減ったと思われる右利きへの矯正は左利きにとって黒歴史とも言えるほど
辛い話なんですが左利きにとっては避けられないお話です


※今回のお話は左利きの境遇について実体験を元になるべく客観的に書いたつもりだけど
  人によってはかなり過激な内容として映るかもしれません
  私としては討論する為に書いた訳じゃないのでその辺を理解した上で読んでね♪

 あと内容はお医者さんやお兄様と検討して荒れそうな部分はなるべく削ったつもりだけど
 まだちょっと荒れそうな内容なので無駄に荒れるようであれば非公開にする予定です



そもそも矯正とは何なのか?
矯正というのは左利きを右利きにする行為の事で、日本では昭和後期から平成の頭ぐらいまで行われていました

昔は子供に利き腕は無くしつけによって右利きになるといった話や、左利きは就職も出来ないという話が
信じられており、執拗に右利きになるような矯正が行われていました

左利きなのに右利きにする事が「強制」では無く「矯正」という字を使っていたのもその影響があります
特に女性の左利きは偏見の対象になりやすく、左利きでは結婚も出来ないと言われ強烈な矯正が行われてました

またこの矯正は左利きの全ての行為に対して行われるのではなく、ほとんどの場合筆と箸について集中的に行われます
これは子供の頃は親の前で持つ機会が多いのと、日本では右手で文字を書くのが当たり前と思われていたのが原因だと思うけど
この影響で左利きだけど筆と箸は右でやるという人は多いと思います




私もこの二つは5,6年前までは右でやってました
私の小さい頃は父親方の祖父母と同居してたんだけど、上記のような偏見は今で言う60代以降にとても強く見られる現象で
昔は右手に鉛筆を縛り付けられて、左手で持とうとしたら竹定規でベチーンッ!!と手を叩かれてました

今考えれば日本語は右で書いた方がキレイと一部、あくまで一部だけ納得出来るかもしれないけど、
矯正というのはクレヨンとか持ち始める年齢から行われます

クレヨン 対象年齢でぐぐったら対象年齢が1~3歳ぐらいと出たのでその辺りから矯正されるんだけど、
それぐらいの子供に右手で持つ理由を説明しても分かるわけありません

なので説明も無く左手を使うたびにぶたれるんだけど、利き手を封じられる事は本人にとって非常に強いストレスとなります
昔何かのTV番組で利き手と反対の手を使うと記憶力を増すという事で、右利きの人が左手を使うというのがあったんだけど、
その実験台にされた阿藤快は2,3日目で激しい頭痛やめまいを訴えてました

今回の例で言えば不調の原因は明らかに利き手以外の手を使った為だと分かるんだけど、右手に矯正される左利きの子供には
それが分からず大の大人が音をあげるほどの頭痛やめまいを原因もわからぬまま抱えて生きていくことになります

たぶんこの番組↓
OKwaveより記憶力に関する番組




さらにこの矯正は家庭だけではなく保育園や幼稚園、小学校においても続きます

例えば左利きにはお箸を持つ方はどっちかな~?の定番ネタが使えません
そもそも学校には鉛筆や箸は右手で持つという指導要項があるので左手に持つと怒られてました
私の場合だと筆と箸は右に持たされてたから何とかなったんだけど、ハサミやボールを投げるのは全部左だったので
よく怒られてました
それに筆や箸は右なのに他のは左でやる自分は一体何利き?と混乱する事はよくありました

結局私は利き手の関係で理不尽に怒られる事が多かったので、あまり利き手については考えずに皆の真似をしていれば
怒られないという風にしてました
こういった事態が好転しだしたのは、私が知る限りでは小室哲哉の存在が大きいと思います

Wikiによると小室哲哉が一世風靡しだしたのは1994年頃からだそうで、今から約18年ほど前の事になります
この人が出す曲が売れに売れた時代があって、なんかの芸能雑誌に小室哲也は左利きという情報が載り、
それから左利きへのイメージがかっこいいになったような気がする

なので今の時点で18歳より若い左利きなら、たぶん上記にあげたような矯正を受けずに生きられてると思う
ただしそれはあくまで学校などの話で、家庭においては未だに右利きへの矯正が行われてるケースがあります
特に家庭で祖父母と同居するパターンだとどうしても祖父母の声が大きくなり矯正されてしまいます






そもそもなぜ一部の人は左利きになるのか?
これはお医者さんの中でも未だに良く分かってないそうで、一応右脳左脳説やら出産時のストレスやら色々あるけど
どれも俗説の域を出ない話だそうで左利きの決定打にはならないそうです
ただこの話をしたお医者さんが全員口を揃えて言ったのが、左利きへの無理な強制は絶対止めるべきという話

強制についての弊害は上でも述べた通りなんだけど、なによりこれほど強烈な右への強制は先進国の中でも
日本だけという問題があります

例えば作法に厳しいとされるフランス料理
初めて行く日本人はマナー本を読み漁り、ナイフは右手ナイフは右手。。。と念仏のように唱え、フォークの背にご飯を乗せ
ウェイターに笑われます

本来フランス料理に限らず食事においてナイフやフォーク、箸という物は食事を楽しむ為のツールの一つに過ぎず
その使い方ばかりに気を取られて食事を楽しめないのは本末転倒となっています
それにウェイターが食事中のゲストが左利きという事に気づいたら、次の料理からさりげなくフォークやナイフの配置を変えてくれます

このあたりの話はそれぞれの国の文化も関係するので一概に比較は出来ないけど、文化というのは基本的に歴史と共に変化していくものです
しかし日本では右手への強制が長く続いた為か高齢者を中心に未だに偏見が強いのが現状です
世界が左利きへの理解を深めている中で、このような島国根性丸出しの閉鎖的価値観がいつまで続けられるか、
それは誰にも分からないけど、一つ言えるのは日本のような右手至上主義というのは明らかな時代遅れの産物だという事です






私の個人的な結論から言えば、左利きを右利きに矯正することはやるべきではありません
世の中は右利き仕様だから苦労するとか、文字は右利き用に出来てるから右手の方が楽と言うかもしれないけど、
そんなのは左利き本人が決める事であって周りがとやかく口を出す問題ではありません

それに左手一本じゃ行き詰る事に左利きが最も早く気づくはずで、その時点で本人が右を使うかどうかを選ぶべきであり
最初から左利きを右手一本にすると絶対どこかで破綻すると思います

また、一番誤解して欲しくないのは本来利き手とは先天的な物なので矯正したからといって利き手は変わらないという点です
小さい頃から右に矯正したからといって右利きになる事は医学的にも不可能だとされています
事故などで左手を怪我したからしかたなく等の特殊な事例を除き、利き手の強制変更はするべきでは無いと思います




だらだら続けたこの企画もついに次回で最終回っ!!
次回のテーマは左利き(私)が欲しいと思っているアイテムの紹介ですっ!!
いい加減HEROES更新しないと怒られそうなので次回で終わらせますっ!!
でも最近のHEROESってぶっちゃけ...あんまり...おもしろ...く...な...ゴホゴホッ!!(* >ω<)
次回をお楽しみにっ!!

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://licel.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/568

コメントする

この記事について

このページは、
licelが2012年9月 5日 22:52に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は
左利きは専用道具の夢を見るか その2」です。

次のブログ記事は
左利きは専用道具の夢を見るか その4」です。

最近のコンテンツは
インデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

最近のブログ記事

最近のコメント

  • 愛留: こんばんはー ヒ 続き
  • 愛留: こんばんはー ヒ 続き
  • 愛留: こんばんはー ヒ 続き
  • ななみん: 興味深く拝見させ 続き
  • nana: 花火ってカメラの 続き

licelのつぶやき

licelの気になる水槽情報

Powered by Movable Type 5.02