LED解体してみたっ その2

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めっちゃ日が開いたけどLED分解してみたの続きになります

この時期は頭痛がひどくなるのでなかなか続きが書けなかったけど、
最近だいぶ収まってきたので今のうちに続きを書くよっ!!



それで前回の分解なんだけど色々と興味深い事が分かりました
でもそれらの大半は推測に過ぎず裏づけを取るには実際の内部温度を知る必要があります

でもうちには体温計はあるんだけど温度計は一つもないので、アマゾンで使えそうな物を探してみました

そして見つけたのがこちら↓

009.JPG

防水加工付きで - 50度~ + 250度まで測定が可能らしいです
水槽付近で使うので防水加工は嬉しいところ

早速アマゾンで注文したんだけど問題はコレを使ってどうやって内部の温度を計るのかという点
LEDライトを分解したら隙間から空気が漏れて正確な計測が出来ないし、外装部分に温度計を当てても意味が無いし。。。

そうして色々考えた結果。。。





000.jpg

4mmのドリルで穴開けてソコに突っ込んでみたっ!!
早速温度計測開始だっ!!




ホントは壊れたライトで試そうかと思ったんだけど、分解した結果内部がだいぶ駄目になっていたので
今回は一応まだ普通に点灯するライトに穴を開けてみました

また今まで使用していた扇風機なんですが、今回の実験はあくまでライトの性能を見る為の実験なので、
室温に多大な影響を受けるであろう扇風機は使用していません

最後に大切なお知らせですが、仮に今回の記事を見て真似した結果、
LEDライトが点かなくなった等の事故が起きたとしても
当サイトでは一切の責任を負いかねます


ちなみに今回の記事内容には猿真似するといくつかショートする可能性のある場所があるんですが、
それがどこだか分からない場合はゼッタイに真似しない事を推奨します


001.jpg

そんなわけでさっそく計測開始です

計測スタート時は室温と変わらない25度だったんだけど、約一時間後に69.9度に到達
中にはヒートシンクの無い三端子レギュレータがあるのでこれ以上温度が上がると故障の危険があります


002.jpg

さらに放置した結果、1時間後に75.6度まで到達
コレ以降は温度変化しなかったのでこの温度がリミットだと思われます

計測の為に穴を開けた事を考慮しても内部の温度はせいぜい80度までいけばいいほうかと思われます


ただしこれらの結果は全て正常に機器が動いている事が前提となっています
もし熱により内部基板が破壊された場合、どこまで温度が上がるかは分かりません






お次は何が熱源かを調べます
LEDライトは様々な熱源があるので一通り調べます

まずはLED素子部分と巨大なヒートシンクを兼ねた傘の部分の温度を計ってみたんだけど
これらはどこも5分ほどで50度程度になって以降温度の上昇はみられずそんなに熱くはありません

これだけでは75度程度まで上がるのは不可能なので問題の熱源は別にあると思われます


003.jpg

そんなわけで気になる部品に直接温度計当ててみました
三端子レギュレータに当てた瞬間温度がぐんぐん上昇

この辺りは最初の推測通り熱源がこれで間違いない様子



004.jpg

そんなわけで一度冷ましてから再度電源を入れてみました
すると5分ほどで75.7度に到達


005.jpg

その後数分で76.5度に達するもその後の温度変化は無し
温度計の先っぽで計測してるので若干の誤差はありそうだけど、上記の実験結果とあわせても
内部温度は80度以上は上がらなそうです

また、内部温度と三端子レギュレータの温度に差異が無い事から熱源はこれで間違いないと思われます
しかし穴を開けた事を考慮しても最高温度はせいぜい80度程度である事からフラックスが気化するまでには至りません
だとするとソケット部分のフラックスは元から付いていた可能性が高いと思われます





ラストはあの馬鹿デカイ傘の部分はほんとにヒートシンクとして役に立ってるのか知る為に冷却性能を調べるぞっ!!

この馬鹿デカイ傘の部分は形状からしてヒートシンクの役割を持っていると推測できるんだけど
先ほどの実験では熱源と内部温度に差異が見られませんでした

だとするとこのでかい傘はほんとに役に立ってるのか?・・・
が気になったのでちょっと調べてみる事にしました


006.jpg

まずはLEDライトを点灯させて内部温度を70度以上に上げ、そこからライトを消灯して室温に戻るまでの時間を調べます

74.8度まで内部温度が上がったので消灯して実験開始です


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消灯した瞬間から内部温度はみるみる下がっていき、10分後には58.8度まで下がりましたっ!!


008.jpg

さらに6分後 内部温度は50度を下回るまでに下がりました
見た目以上にこの巨大なヒートシンク部分は役に立ってるみたい

そういえば実験を振り返ってみれば、熱源である三端子レギュレータは電源を入れて5分ほどで75度に達したのに対し、
内部温度が75度に達するには2時間かかりました

この事から巨大な傘の部分は内部温度が75度まで達する時間稼ぎをしているものと思われます





これで大体の手札が揃いましたっ!!
今回の実験から得られた情報をまとめると以下のようになりますっ!!


・今回の27WスポットLEDライトは点灯後1時間で内部温度が70度になり危険域に達する
・点灯後2時間で75度を超し電子部品にダメージを与えている可能性が高い



ここで思い返されるのが最初に見せたいらない物一覧の写真
前回の写真にLEDスポットライトの色を書くとこのようになります


011.jpg

この写真を見ると青いLEDは9Wから故障しているのに、紫や白のLEDはほぼ故障していません

なんで色が重要かというと水槽では色によって点灯時間が変わり、
基本的に海水水槽では青系のライトの点灯時間が長くなる為です

白や紫は日中や日没を再現する為に2~3時間ぐらいしか点灯しないんだけど、この故障した青のLEDライトは一日5時間程度点灯していました
でも一年だと x 365日で 1,825時間とメーカーが公表してるLED寿命の5万時間には遠く及びません

よって今回の実験を見る限りではトータルの時間ではなく、一回の点灯時間が重要だと思われます
扇風機を付けていない場合、一回の点灯時間が1時間を超えると内部の部品にダメージが行き壊れやすくなります

もしメーカーの公表通り5万時間使用したいのなら。。。

・一回の点灯は1時間まで
・その後30分程度放置すると再点灯可

これを守ればたぶん5万時間点灯させる事が出来るよっ!!やったねっ!!



試しに一時間後に30分休憩取るとして何年点灯できるのか計算してみると。。。

= ( 50,000時間 / ( 24時間 / 1.5時間 ) ) / 365日

= 8.56年


すげえええっ!!
8年と半年も使えるよっ!!

ってアホかっ!!!!
もうこんなめんどくさい照明二度と使わないけどなっ!!!

LEDライトの真の評価は発売されてから2年目が勝負かもしれません
少なくとも1~2年で販売中止になるようなLEDライトは買うべきでは無いと思います
そんな事を思った実験でした



最近続きがとても楽しみなアニメ
海の中で暮らす人達と陸で暮らす人達の交流を描いた物語です
海の中の町がめちゃくちゃ綺麗なのと毎回気になる引きでぐいぐいと引き込まれてます

時間があったら見てみてね

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コメント(2)

凪のあすからの動画観ましたが、クオリティ高いですね。

キレイで感動しました。(●´ω`●)スゴーッ

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licelが2013年10月18日 03:30に書いたブログ記事です。

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